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アーユルヴェーダオイルマッサージの効果

【ごま油を塗る?!】アーユルヴェーダのオイルマッサージの効果や効能とは?

ごま油と言えば、風味が豊かで、色は茶褐色、お料理に使うものというイメージがありますが、アーユルヴェーダのオイルマッサージでもごま油が使われているのをご存知でしょうか?今回は、食用ごま油とアーユルヴェーダのオイルマッサージで使用するごま油の違いや効果、効能についてご紹介していきます。

ごま油に含まれる栄養成分は

食用ごま油では、風味豊かな焙煎ごま油と、無色透明で匂いのない太白ごま油が一般的です。精製方法によっていろんな種類に分けられるごま油ですが、その栄養成分は共通していて、ごま自体に含まれるビタミンやミネラル、タンパク質のほか、

①抗酸化作用
セサミンを多く含んでいるため熱に強く、酸化しにくいのご特徴の1つです
②ノンコレステロール
植物油脂のためノンコレステロールであるほか、LDL(悪玉)コレステロールを減少させるオレイン酸などが含まれています
③ 必須脂肪酸
体内で合成されない必須脂肪酸であるリノール酸やセサミノールが含まれています

など、毎日摂取したい魅力的な栄養成分が多く含まれています。
効能については、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするゴマリグナンにより、生理不順や肌荒れ、むくみなど女性の悩みを解消してくれたり、またごま自体ビタミンが豊富に含まれていることから血液循環を促進し代謝を上げ、冷え性予防やダイエットの味方にもなってくれるオイルで、女性にとって『嬉しいことづくし』の万能オイルなのです。

デトックスや美容の一面も

ごま油に含まれている抗酸化成分『セサミン』は、疲れの元になる成分から体を守り、毒素を排出する働きがあります。またビタミンEや疲労回復に役立つビタミンB1も摂取できるためため、運動や仕事での疲れを次の日に持ち越さず元気に過ごすことができるサプリメントのような役割も持っています。

抗酸化成分は美容面でも効果を発揮し頭皮の老化を防ぎ、抜け毛や白髪のほかフケや薄毛などにも効果的です。ごま油を皮膚に塗ってあげるすると、日焼けなどの炎症を鎮静化させ、細胞の新陳代謝を正常に保ち、皮膚のターンオーバーが早くなるといわれています。

マッサージオイルとしてのごま油

アーユルヴェーダでは、ごま油(セサミオイル)をマッサージオイルとして取り入れており、頭皮をはじめ顔や体など全身に塗布し、皮膚から吸収させることで血管やリンパに効率よく行き渡らせています。セサミオイルは皮膚からすぐに吸収し骨髄にまで到達するといわれており、他のマッサージオイルと比べ吸収力が抜群であるほか、骨を強化するオイルとしても知られています。

またセサミオイルは食用のものとは異なり、キュアリングといって一度100度程度にまで熱し、冷まして保存したものをマッサージオイルとして使用しています。アーユルヴェーダの本場であるインドやスリランカでは、このキュアリングしたセサミオイルを40度程度にまで温め、浴びるように塗り込むことを治療行為の1つとして行っており、日本人が整骨院や整体、リラクゼーションサロンに通うのと同じくらいの頻度で行われ、体質改善やより健康に生きるための糧として一般的なものとなっています。

まとめ

ごま油は、精製方法によって色や匂いも様々ですが、抗酸化作用のあるセサミンや必須脂肪酸であるリノール酸と言った高い栄養成分やその効果・効能は、マッサージオイルとして使われるごま油(セサミオイル)にも共通しています。むしろ栄養成分は口から摂取するよりも皮膚から吸収するが効率的で、デトックスやアンチエイジング効果が高く、マッサージオイルとしても魅力的なオイルと言えます。
セサミオイルを丁寧にそして何度も塗り込み体質改善を目指す『アビヤンガ』はオイルマッサージの中でも歴史ある健康法として世界中で知られています。

当サロンについて

和歌山市にあるリラクゼーションサロンsalon&yoga mallikaでは、アーユルヴェーダの本場スリランカから直輸入した薬草オイルをセサミオイルに加え、お客さまのお悩みに寄り添えるメニューとしてご提供しています。当店の看板メニューヘッドスパを付けた贅沢コースもあり、季節の変わり目や環境の変化などストレスを感じやすい春にオススメのメニューとなっています。他店ではほとんど見ることが出来ない薬草オイルを使った本格的アビヤンガをぜひご体感ください。

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