更年期太り！？無理なく痩せる方法とは？

更年期のお悩みとしてよくお聞きするのが「体重の増加」です。体重の増加は、更年期に関わらず女性の誰もが抱える悩みですが、筋力の低下や、肩こり・腰痛などで可動域が小さくなり運動効果が得られにくいなど、ホルモンバランスの影響だけでなく、年齢を重ねることで起こるものとの相乗効果により起こる事が多くなっています。

更年期太りにオススメのダイエット法は、『屋外に出て歩く』です。
　屋外に出て太陽の光を浴びると、女性ホルモンのバランスを整える上で必要なセロトニンの分泌が促され、睡眠環境を整え心の不調を安定させる効果が得られます。更年期を迎え睡眠不足や気分が落ち込む日があっても、起床後はカーテンを開け、日の光を浴び深呼吸してみてください。何気ない行動がセロトニンを増やし、心身の安定へと繋がってきます。
　また太陽の光を浴びる事に加え、歩くなど有酸素運動をすることも、自律神経を整えるのに有効です。有酸素運動は基礎代謝量を上げ、身体を燃焼体質へと導いてくれます。春から夏へと季節が移り、草花も生い茂る季節ですので、ぜひ屋外での散歩などでリフレッシュしてみてください。

食事面からセロトニンをつくるためには、大豆や乳製品、バナナ等に含まれるトリプトファンの摂取がオススメです。トリプトファンは人間の体では合成できない必須アミノ酸の一つで、食事で補給するしかありません。トリプトファンは精神を安定させ、鎮痛作用を持つ神経伝達物質の原料となるため、睡眠に関するお悩みをお持ちの方や不安感を軽減する栄養素と言われています。
　また、トリプトファンはアンチエイジング効果が高いことでも注目されています。「若返りの薬」ともいわれるメラトニンの分泌量は年齢を重ねるほど減少するといわれており、脳内のトリプトファン濃度が高まればセロトニンが増えてメラトニンとなり、老化防止に効果があると期待されています。

　ここまで、更年期の諸症状、お悩みの解決法を二つの側面からお伝えしていきました。三つ目は、気血の巡りから良くするというものです。更年期では、ホルモンバランスの乱れから自律神経のバランスが崩れやすく、気分が落ち込んだり、消化器官の働きが悪くなったり
と、自律神経の失調による影響は多岐にわたります。目に見えないものを整えるのは難しいですが、そんな時にオススメなのが経絡、ツボ押しです。ツボはいつでもどこでも押せる上、鍼やお灸など、アプローチの仕方も複数あり身体に合った方法を見つけることができます。
　更年期の諸症状にオススメなのが、「十宣(ジュッセン)」というツボです。手の指の先端にあり、左右の手を合わせて10ヶ所あります。このツボを刺激すると自律神経のバランスが整うと言われており、毎日2回程度、1箇所につき3回ずつ、じっくり押すと効果が期待できます。自律神経が整うと、消化器官など内臓の働きも良くなり、代謝量アップにもつながります。

更年期の諸症状には、ウォーキング等の有酸素運動やトリプトファンを意識した食事、そして東洋医学の力を利用したツボ押しが効果的です。更年期を、自身の生活を見直すきっかけとして頂き、今後の人生に向けより健康に寄り添えるステップになれば良いかなと感じています。
　和歌山市にあるリラクゼーションサロンsalon&yoga mallikaでは、ヘッドスパやホットストーンを使ったマッサージで、皆さまの健康維持をサポートしています。インドの健康法と言われているアーユルヴェーダもメニューの一つで、抗酸化作用の高いセサミオイルを使ったオイルトリートメントは、疲労回復、デトックス、代謝量アップにも貢献します。また更年期の諸症状や浮腫み・美肌にはオススメ薬草オイル「女王」をセサミオイルに加えたトリートメントがオススメです。こだわりのオイルトリートメントをぜひご体感ください。